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ブログ『渡辺茂樹のいたちものがかり』更新のお知らせ・弾左衛門のこと

アスワット顧問ブログ『渡辺茂樹のいたちものがかり』が更新されました。

今回は 『弾左衛門のこと 』 と題して江戸時代初期から明治時代にかけて
実在した弾左衛門(弾家)の存在にスポットをあてて、現在なお消えない『差別』の光と闇の成り立ちを渡辺先生独自の角度から考察します。

非常に内容の濃いエッセイとなっていますのでぜひ一読下さい♪

IUCNレッドデータブックとシベリアイタチ

福永:IUCNレッドデータブックでは中国での乱獲危惧されている、ロシアの状況はよくわかっていない、チベットや東南アジアは保全の対象である、総合的に見るとシベリアイタチの保全はまあうまくいっているのではないか。といったような内容が書いてありますが、この内容についてどう思われます?


渡辺:私はその内容については、『異議有り。』と思います。保全地域でその効果が上がっていると言ったってそれは分布の辺境ですから。


福永:どれだけこの資料に信ぴょう性があるのかですけどね。 


渡辺:うん、だけど一応、現在資料としては出ているんだから、これを基に話を進めないと。それと中国など大量捕獲などの影響から大陸方面のシベリアイタチ生息状況はやばいという地元の研究者の情報もある。

 
福永:そういう事を踏まえると、どうして西日本には限られますがシベリアイタチがたくさんいるってことになるんでしょうね? 


渡辺:だからさぁ、ともかくシベリアイタチは都市に適応できたという事でしょう。もっとつっこむと日本の家屋に入りやすい。しかも断熱材がある。韓国やロシアなどの家屋は構造上、入り難い。韓国のオンドルなんかは密閉性が大事だから。ロシアはペチカだから断熱材が無い。要するに巣材が無い。その他の国の家屋構造もそんな感じじゃあないかな?

 
福永:なるほど。。。そう考えると日本の家屋構造はシベリアイタチにとって適応できる環境だという事ですね。


渡辺:そう、偶然ね。偶然って世の中結構あるんで。

 
福永:まあ、あくまでこれは想像なんで一度韓国やロシアの住居事情も調べる必要がありますね。それによってより見えて来るものあるんじゃあないですか。それと案外それらの地域のシベリアイタチは屋根裏侵入被害も少ないんじゃないですかね。


渡辺:日本の気候は高温多湿、だから家もできるだけ空気の流通も考えて隙間を作る構造ではないだろうか。

 

 

 
福永:と、いうよりも『断熱材』『天井裏』の存在が大きいのではないでしょうか。日本の住宅には二階建てなら二階に屋根裏、一階と二階の間にも天井裏という空間があります。外壁と内壁の間にも空間がある。ところが私のロシアや韓国の住宅のイメージはそういった空間が無いイメージ。あくまでも私の考えですけど。だから日本の部屋の中は電気の配線とかを天井裏や壁の中の空間に通しているのでスッキリしていますが、外国の部屋は電気の配線やガス、水道などの配管を壁の中に通さず露出している。要するに天井裏や壁の中に空間があまりなく、動物が外部から侵入するのにその空間を使えない構造ではないでしょうか?


渡辺:うん、私もキッチリと見たことはないんだけれど、オンドルは煮焚きした温風を家の隙間に送って室内を暖めるわけ。という事はその温風が外部や部屋に漏れてはダメ。当然、気密性が高くなけりゃあいけないってわけ。それとそもそも日本の住宅のように動物にとって好都合の広い天井裏がロシアや韓国などの住宅に無いかもしれない。要するに日本とそれらの国とは気象条件が違うんだよ。

 

福永:そうですね。

 


渡辺:その住宅事情などが日本に移入して来たシベリアイタチにたまたま合ってた。すごい偶然の産物で。 ( 笑 )  ともかく巣材を外から運びこむのって結構大変ですよ。それも人間の住んでいるところに後から運びこむのは。

 
福永:ということは、かなり偶然と偶然が重なった中でのシベリアイタチ大量繁殖という、世界の中でもまれな事例でもありますね。

 
渡辺:そうです。

 
福永:でもこのままシベリアイタチの繁殖を放置していても良いわけではありませんよね。


渡辺:それはまずい。だからアスワットの考え方と方法の推進。殺さずに繁殖場所を少なくして数を減らす防除施工。要するに家の中で子育て出来ないよう天井裏から追い出して再度入れない様にする。それによって数を減らし人間とシベリアイタチが穏やかに暮らす。駆除するってことは基本的にあまり良くないと思います。

 

 
福永:少し話が先に進みますが、ではなぜこれだけ日本の都市に適応したシベリアイタチが山にはいらないのでしょう? 


渡辺:福永さんはどう思います?


福永:海外の分布状況はよくわかりませんが、シベリアイタチは人間と寄り添って生きてきた動物ではないかと思うんですよ。


渡辺:案外ね。ロシアなんかでも人のいないところではあまり分布していない可能性はあります。

 
福永:日本はかなり密に家が集まっていて、その中で彼らが適応できる住宅構造条件があれば当然、繁殖するようになる。ところが山間部になると住宅もまばらになり条件も悪くなるため繁殖できない。そこじゃあないですか? 


渡辺:それと、これは佐々木さん(筑紫女学園大学教授:佐々木浩氏)の意見だけれども、シベリアイタチはチマチマといろんな物を食べるというのが苦手な動物じゃあないか?ということ。糞を分析すると昆虫なんかも出てくるんだけれども、量からいえばクマネズミが圧倒的に多い。ところが山の中に多くクマネズミなんかいないじゃない。

 
福永:なるほど。クマネズミも都市に適応して民家やビルなどに住み着いて生活している。それを主食としているシベリアイタチも同じく人間の生活に密着し、共にい移動しながら生活圏を共有しているということですね。

 
渡辺:そう。だから多くの人たちが山に生活圏を移す、言い方を変えれば山が人工的に荒れるとシベリアイタチも山に入る可能性はあるのではないかと思うんですが。それと話が少しそれるけど、ロシアや韓国、中国など今、シベリアイタチが少なくなっているというよりも、実は昔からそんなに密にいなかった可能性もある。あくまでも僕の憶測だけど。だって確証あるきっちりとしたデーターがないんだから。

 
福永:うん、私もそう思います。 


渡辺:どちらにしても、大まかにいえば外国では絶滅危惧種として危ぶまれているシベリアイタチが西日本では多く生息していることは、世界的にみても稀な現象であり、その理由は、日本独特の建築構造及び生活様式などがシベリアイタチが繁殖するうえで好都合であったのではないかという可能性が高いといえるのではないかということいです。

 
福永:全く同感です。今後それを証明していく調査を私たちで早急にしていく必要がありますね。本日は忙しい中、ありがとうございました。

イタチの足跡ってどんな形?

家屋侵入被害を止める害獣駆除で最も重要なのが、侵入している害獣の特定。
侵入している動物が何かわからなければ駆除や防除の方法が決められません!

では、何に基づいて特定するかと言えば、彼らが天井裏や侵入経路などに残していった形跡です。

今回はいろんな害獣の中からイタチ(シベリアイタチ)の足跡と形跡をご紹介します♪

①シベリアイタチの足跡(足跡残留試薬を使用)

②シベリアイタチの足跡(足跡残留試薬を使用)

イタチは前後足とも五本指ですが、歩き方によっては第1指(1番内側の指)が残らない場合があります。

前足、後足の判定は単体の足跡においては非常に難しいですが、基本的に蹠行性(しょこうせい)の動物は前足より後足の方がキッチリかかとまで着くことが少ないため指と爪の足跡の場合は後足の可能性が高いです。
(場所と歩き方によっても異なります)

次にシベリアイタチの足跡の形跡による侵入経路追跡のしかたはご覧の通りです!

これが全て特定できればイタチの完全駆除に一歩近づきますよ。ぜひ参考にして下さいね♪

 

お笑いワイドショー・マルコポロリ、アスワット出演のお知らせ。

関西テレビ系 お笑いワイドショー・マルコポロリにアスワット代表:福永がスズメバチ駆除の現場にタレントさんと出演します。

お笑いワイドショー マルコポロリ(関西テレビ系列)10月8日(日)午後1:59~2:54の番組内で放映予定です。

今回は芸能レポーターの井上公造さんが芸能予想をはずした罰にスズメバチ駆除に臨みます。井上公造さんをサポートするのは過去にたくさんのスズメバチ駆除をこなしてきたお笑いコンビのダイアンさんのお二人とアスワット代表の福永。初めてのスズメバチ駆除を体験する井上公造さんが、危険なスズメバチを退治することができるのか?こうご期待!

ぜひ、ご覧ください♪

 

 

シベリアイタチはなぜ東日本にはいないのか?

今回から始まりましたアスワット顧問・渡辺茂樹とアスワット代表・福永健司の対談。対談形式で害獣対策から動物の生態までざっくばらんに討論していきたいと思っています。いつまで続くかわかりませんが、お付き合いの程、よろしくお願い致します。

福永:初回は「シベリアイタチはなぜ東日本にいないのか?」ということで、現在シベリアイタチの棲息分布の東限は長野県の佐久地方と言われてますが。なぜ西日本には爆発的に繁殖し、東日本にはいないのでしょう?

渡辺:福永さんはどう思います?

福永:木曽川、天竜川、大井川など大きな河川があり、シベリアイタチが東に移動していく上でそれが障害になっているから、というのが一般的な原因といわれてますね。

渡辺:それはあんまり一般的ではない、誰も言っていないよ。

福永:えっ?、いろんな文献に書いてありますが?

渡辺:いろんな文献って?、誰が言ってる? 具体的に。

福永:それは調べたことはないです。。。。

渡辺:そう、だからいまいち正確ではないと思うけど。意外と言われてないと思う。

福永:そうですね。僕もその説に少し疑問です。その説が正しければ、そんな河川よりも、もっと大きい海峡に阻まれている淡路島になぜたくさんのシベリアイタチが生息しているのかって言う事になります。

渡辺:これは全くの空想なんだけど、動物が非常に移入しづらい地域でもたまたま、100年に一度くらいの確率の出来事で移入してしまったってこともあるんじゃあないかな? 対馬のカワウソのように。(最近、話題になった対馬のユーラシアカワウソの事)

福永:と、いうことは偶然? 淡路島や四国のシベリアイタチの移入は偶然で、東日本にはそれが今まで偶然にも無かったと。

渡辺:あくまでも可能性ですけどね。

福永:では、陸続きよりも島間の方がシベリアイタチに関して言えば移入の確率は高い・・・なんでだろう?

渡辺:船があるから。橋を渡るよりも船で渡る方がむしろイタチなどの動物にとって渡り易い。というか自分で渡るのではなく安全に船で運ばれちゃう。

福永:確かに、イタチが紛れ込んだフェリーや貨物船が動き出してそのまま運ばれてしまう事はあるでしょうね。船内には隠れるところはたくさんあるし、それは特別なことではない。

渡辺:陸続きで橋を渡る方が渡り易いというのはむしろ違うとおもう。ロード・キル(車にひかれる)の可能性も高いし。

福永:なるほど。という事は岐阜、静岡の県境近辺の大きな河川にかかる橋の影響で東日本に移入しないということですか?

渡辺:それだけが原因という事ではありませんが。

福永:そうですね。

渡辺:だけど本当は静岡県の東部にもシベリアイタチがもう既に移入している可能性もある。ちゃんと調査されていないから。もしかしたら、河川よりも箱根の峠が原因の可能性だって絶対ないことはない。常識では箱根峠なんてありえないと思うけど、たかが人間の常識で判断するのはよくないと思う。もっと、事実に対して謙虚でなければ。こうであるはずだって事は最初からあっては駄目。そのために事実をちゃんと調べなくてはいけません。そもそも、現在本当に関東にシベリアイタチがいるか、いないかもわかんない。

福永:ほんとですね。

渡辺:キッチリと調査してないのが現実で、そこが問題なんです。長野県の佐久地方にシベリアイタチが移入したとわかったのは、福江さん(現:NPO法人生物多様性研究所 あーすわーむ理事)がミンクの調査をした過程で判ったこと。それがなければ現在なお、知られてなかったかもしれない。もしかしたらもう関東のにもシベリアイタチが移入しているってことも考えられます。

福永:但し、私たち駆除業者間の情報では、関東にシベリアイタチの家屋侵入被害の情報があるかといえば、私の知る範囲ではありませんので関東にはまだ移入していないのではないですかね。

渡辺:全く同感なのですが、だからといって物事は100%はないわけで、やっぱりちゃんと調査しなければ駄目です。

福永:では、どうやって調査すればいいでょうか?

渡辺:やはり、東日本の未移入といわれる地域のイタチと思われる糞のDNA検査。すべてが二ホンイタチの糞かもしれませんが、先ずその調査をしていないというのが問題なんです。昔はできなかったけれど今は技術的にできるんだから。

福永:それは予算の問題もありますよね。

渡辺:もちろん。最近は国が出す研究費は減額傾向、支援するスポンサーも少ないからね。

福永:お金の問題は私たちでは解決できませんからね。

渡辺:シベリアイタチに関していえば、まず行政がちゃんと現実を見て対応すべきです。今、行政のシベリアイタチに対する対応は見て見ぬふりをしていると思いませんか?

福永:それはシベリアイタチの家屋侵入被害は年々増加しているけれど、彼らによる農業被害がほぼないから有害鳥獣として扱いができない問題が大きいのでは?

渡辺:それは確かにあります。しかし、近畿におけるシベリアイタチの家屋侵入被害が増加し、多数の市民が騒音、糞尿被害で困っている現実もある。東日本の移入の件も含めて、国や自治体が実態をキッチリ把握できていないのが最大の問題。現実問題として、先ずは、実態調査を行う働きかけから始めなければいけないということでしょうね。

福永:全く同感です。判らないことだらけをひとつづつ消していくことから始めましょう。今日は忙しい中、ありがとうございました。

渡辺:ありがとうございました。

ブログ:『アスワット大阪支社のきまぐれ日記』更新のお知らせ

アスワットブログ:『アスワット大阪支社の気まぐれ日記』が更新されました。 今回は『富田林市・イタチ 早期対策で被害は最小』と題して大阪府富田林市のお客様のイタチ駆除施工のご依頼を紹介。イタチに限らず害獣駆除は早めの対策がお客様にとっても被害を最小限に食い止めると、いった内容です!  ぜひ、ご覧くださいね♪

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